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上州 榛名富士(1,390m) 初登り

2017/01/07(土) 榛名富士(はるなふじ, 1390m)

天候:晴れ

メンバー:p855(単独)

 

2017年、初登りということで、

上毛三山が一つ、榛名山の中央火口丘、榛名富士に登ってきました。

今回、榛名富士に白羽の矢が立った理由は、以下の3点。

1.初登りは、縁起の良さそうな山に登りたい。

2.かつ、サクッと登れて、

3.景色が良さそうな所。

至極、単純明快ですね。

やっぱり、全国に”~~富士”が在るという事(会津富士、越後富士等)は、古来から日本一の山である、富士山にあやかろうとしたからではないかと考えています(超個人的見解)。

そして、登山口から山頂まで45分、下山まで45分、さらにロープウェイを使えば、

街着の恰好でも山頂おける景色を楽しめる山となっています。

それでは、振り返ってみましょう。

尚、榛名山という山はなく、榛名湖を囲む山々を総称して呼ぶ、

巷で言うトコロの”八ヶ岳方式”となっています。

"中央のカルデラと榛名富士を最高峰の掃部ヶ岳(かもんがたけ 標高1,449 m)、

天目山(1,303 m)、尖った峰の相馬山(1,411 m)、二ッ岳(1,344 m)、典型的な溶岩円頂丘の烏帽子岳(1,363 m)、鬢櫛山(1,350 m)などが囲み、更に外側にも水沢山(浅間山 1,194 m)、鷹ノ巣山(956 m)、三ッ峰山(1,315 m)、杏が岳(1,292 m)、古賀良山(982 m)、五万石(1,060 m)など数多くの側火山があり、非常に多くの峰をもつ複雑な山容を見せている。" (Via.Wikipedia)

■今回のまとめ

①登山道は、お世辞にもしっかりしているとは言えないので、

 特に下山時、足元に注意を払う必要がある。

②山頂の展望について、南側は文句なしの大パノラマ。

 但し、北東~西側は、木が茂っている関係で見えづらい。

■ルート&スケジュール

ビジターセンター側から登り→榛名湖温泉側へ下山→榛名湖畔を沿って、スタート地点へ。

※登ってしばらくして、YAMAPを起動していない事に気付き、起動。

 スタート地点は、ゴール(Eの地点)と同じです。

スケジュール

09:00 県立榛名公園ビジターセンター駐車場

09:44 榛名富士山頂駅

09:49 山頂

10:30 榛名湖温泉(下山完了)

10:40 榛名湖畔(昼休憩)

11:47 県立榛名公園ビジターセンター駐車場

8:00に高崎の自宅を出発して、約40分程で榛名富士の直下、

県立榛名公園ビジターセンター駐車場に到着。

土地柄なのか、ドリフトしたようなタイヤ跡が沢山あります。

登山靴に履き替え、準備運動をして、9:00丁度に出発。

榛名富士に向かって、舗装道路を進んで行くと、右手側に登山口の標識が見えます。

ココから本日のSumiit Pushスタートです。

背の低い笹が生い茂る道を進みます。

等高線から判るように、榛名富士は、均整の取れた円錐形で、

ザ・溶岩ドームって感じの山です。その甲斐あって、急な登りとなります。

そして、登山道は、お世辞にもキッチリ整備...とはなっていません。

丹沢とかを基準すると、一部崩れかかっていたり、階段みたいなのもほぼ無いので、

足元には十分注意です。

そして、現れる「順路」の標識。江頭2:50師匠です。

日陰には霜柱が生い茂っていました。

そして、杏ヶ岳の奥に...

浅間山がバッチリ見えました。

冬になると、景色を隠す樹林帯も落葉し、

木々の隙間から、遠くの山を垣間見る事が出来、とても良いものです。

微分方程式の真髄的な態度です。

こっち側は...草津白根山かな?

...と写真を撮りながら、笹に覆われた道を進むと....

9:44 榛名富士山頂駅に到着。

いい感じのテーブルが二つ程ありました。登山して鍋パとかすると幸せになれそうです。

が、時間も早いし、ココはスルーして、山頂を目指します。

立派な駅舎。麓の駐車場から、ロープウェイ1本でここまで来れてしまいます。とっても便利!

山頂駅から山頂までは、徒歩3分程。大変な要素は何もありません。

というわけで、すぐに山頂へ到着。立派なお社があります。

まずは、無事に登れたことに感謝し、二礼二拍一拝で参拝しました。

どうやら、縁結びに縁があるそうです。

基本的に、自分は、性格等諸々メンドクサイ奴なので、微妙かもですが...

とりあえず、一緒に山に登ってくれて、テント泊もOKしてくれて、さらに自分の趣味に寛容な方希望で(欲張り)。

山頂からは、高崎市街を見渡せます。

写真中央奥に、赤城山。右の尖ったのは、相馬山。

高崎市街方面。

調子が良いと、スカイツリーも見えるようですが、霞がかっていて見えませんでした。

奥秩父、八ヶ岳方面。木が邪魔です。さっきの微分方程式のくだりを全否定していきます。

....と思ったら、奥~にちょこんと、富士山が。

榛名富士から、富士山が見えるなんて、なんて贅沢なんでしょう。

見える山一覧の看板。

榛名富士は、南側の景色を見るには、最高の立地条件であることがわかります。

中央に日光白根山。

そして、武尊山。

最後に谷川岳....あ、また雲がかかってますね。

ちなみにスカイツリー同様、絶好調だと、写真上の相馬山の右側に筑波山も見る事が出来るそうです。見るには、霞が出る前の早朝とかですかね~?

ひとしきり、写真を撮り、縁結びについて高望みをして満足したので、下山します。

前述の通り、傾斜+登山道が荒れ目で、滑りやすくなっています。乗せればズバッと行く。

滑る前にこっちから滑らせたり、インベタのさらにインを決めるような、

峠センスは持ち合わせていないので、転倒しないように神経を使いながら下っていきます。

こちらは、たぶん、白砂山、岩菅山方面。

下りの登山道は、かなりの落ち葉が堆積し、足を取られます。

そして日影が多いので、でっかい霜柱が採れます。A5ランク。

と、思ったら、もっとでっかいのが採れました。え、A7ランクです。

下山方向も相変わらずの笹路。

雨上がりは、足首周りが濡れるので、よくあるサポートタイツ+短パンのようなシャレオツスタイルは、泣きを見ると思います。

こんな感じで、長ズボン+ゲイターがベターだと思います。

そうこうしている内に、10:30 榛名湖温泉側の登山口に到着。下山完了です。

駐車場に戻るまでは、道路に沿って戻っていきます。

車を回収したら、来た道を戻って、榛名湖温泉に入る作戦です。

道中、榛名湖畔と掃部ヶ岳(かもんがたけ)がとても綺麗だったので、少し早いですが、

湖畔でお昼休憩を取りました。

お昼は、カップから飛び出すカレールウから判るように、定番のカレーメシです。

榛名湖も凍りかけですが、逆さ掃部ヶ岳をゲットしておきました。

お昼を食べ終えて、駐車場へ戻ります。

駐車場手前の道路は、少し坂道になっていました。

坂道を越えて、11:47 ビジターセンター駐車場に戻って........

.......きたら、馬さんが佇んでいました。お金払って乗馬できる感じですかね。

干支は過ぎちゃいましたが、また9年後!!!

良い初登りとなりました。ありがとう榛名富士。馬さんが良いアクセントになりました。

車を回収して、来た道を戻り、榛名湖温泉に向かいました。

天然温泉で、少し熱めのお湯は、冷えた体を温めるのにちょうど良かったです。

が!榛名湖温泉、コーヒー牛乳が置いてありませんでした...

お湯が良かっただけに、ちょっと残念ポイントですね。

自分のように、湯上り後のコーヒー牛乳を求めている方は、要注意です。

気を取り直して、湯上り後は、車を走らせ、

榛名湖畔の売店に赴き、ソフトクリームを食べることにしました。

登山をしない場合には、バニラ&チョコレートを頼んでしまいますが、

今回は空気を読んで、練乳いちごフレーバーを指名しました。

出てきたソフトクリームは、○○店で指名した、○○嬢のパネマジに引っかかった様相を呈しているかの様な歪みっぷりでした。味自体は、おいしかったです。

売店から出て、榛名富士を写真に収めます。

快晴の青空の下、均整の取れた円錐形が良く映えますね!!!

以上、榛名富士 初登りのレポートでした。

上り下りで1時間半と、手軽に登れて、山頂からの展望も良いので、家族連れで登るにもちょうどよく、仲間内で食材を持ち寄って、山頂で宴会とか開くのも楽しいのではないかと思いました。

ロープウェイもあるので、デートスポットとしても良いかもです。使ったことないですが。

2017年も練乳登山部として、いろんな山に安全に楽しく登っていきます。

高く、高く、頂を目指して。

そのためには、山との対話、仲間との対話、そして自分との対話。

予測されることに対して、どこまで準備するか、ひいては安全登山に繋がるというのが自分の考えなので、そこん所もじっくり考えていこうと思います。

そして、日々、登れることに感謝!これが大事ですね。

ということで、今日の〆の曲は、新年一発目という事で、二曲!

"高く、高く"、登ること、そして"対話"の曲。

素晴らしい笑顔に出会うため、

乗り越えよう、この通り雨~。

...........番外編ですが......「富士」繋がりで、この曲も追加で.......ッッ!!!

初登りなので、景気よく行きましょう。

富 士 御 神 火 文 黒黄羅紗 陣 羽 織 の語呂の良さよ。

暴龍鶏王(ボルケーノ)ということで、榛名山と今年の干支を包括するという、非常におあとがよろしい内容ですね。

.......それでは、次の山で。

また明日ヤッホーSTYLE.

本年も、練乳登山部をよろしくお願い申し上げます。

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